訃報を後で知った場合の手紙文例

訃報を後で知った場合の手紙の文例をご紹介します。通夜・告別式が終わった後に訃報を知った方向けです。コピペで使える文例をいくつかご紹介しているので、文章を考える手間を省くことができます。

手紙を送る場合

手紙を送る場合、便箋と封筒は落ち着いたデザインのものを選びましょう。送るタイミングは「なるべく早く」です。

手紙の基本的な構成は次のとおりです。

  1. お悔やみの言葉
  2. 弔問に伺えなかった(伺えない)ことへのお詫び
  3. 相手を気づかう言葉

香典を同封する場合はそのことについても触れましょう。香典は不祝儀袋に入れ、手紙と一緒に現金書留封筒に入れて送ります。不祝儀袋の表書きは、四十九日前であれば「御霊前」、後であれば「御仏前」です。現金書留封筒は郵便局で購入できます。

香典については、以下の記事で詳しく解説しています。

香典の相場・包み方・渡し方

以下に文例をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。

このたび◯◯様の訃報にふれ、あまりのことに言葉を失っております。謹んでお悔やみ申し上げます。
亡くなられていたことを今日まで存じ上げず、弔問にもお伺いせずに大変失礼いたしました。
同封のものは心ばかりですが、ご霊前にお供えいただければと思います。
ご家族の皆様におかれましてはさぞ心痛かと思いますが、どうかお身体を大切にお過ごしください。
◯◯様逝去の報に接し、心よりお悔み申し上げます。
すぐにでも伺いご焼香させていただくべきところなのですが、遠方のためままならず、誠に申し訳ございません。
お力落としのことと思いますが、お身体をこわされないよう、くれぐれもお大事になさってください。
このたび◯◯様の訃報を受け、心からお悔み申し上げます。
かねてより病気療養中とは存じ上げておりましたが、ただただ信じられないような気持ちがいたしております。
本来ならばすぐにでもお伺いしたいところですが、やむを得ぬ事情によりかないませんことをお許しください。
ご家族の皆様には一日も早く心穏やかに暮らせますよう、心よりお祈り申し上げます。

寒中見舞いを送る場合

相手が喪中と知らず年賀状を出してしまい、年が明けてから訃報を知った場合は、「寒中見舞い」を出すと良いでしょう。寒中見舞いは郵便ハガキか私製ハガキを用い、松の内(1月7日)が明けてから立春(2月4日)までの間に送ります。立春を過ぎると「余寒見舞い」となるので注意してください。

寒中見舞いの基本的な構成は次のとおりです。

  1. 寒中見舞いの言葉
  2. 年賀状を送ったことへのお詫び
  3. お悔やみの言葉
  4. 締めの挨拶
  5. 日付

以下に文例をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。なお、年賀状は「年頭のご挨拶」「年始状」などと表現します。これは、「賀」におめでたい意味があるためです。

寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中とは存じ上げず年頭のご挨拶を差し上げてしまいましたことお許しください
心よりお悔やみ申し上げますとともに深くお詫び申し上げます
どうかお風邪など召されませんようご自愛ください
平成◯年一月
寒中お見舞い申し上げます
このたびはご服喪中と存じ上げず新年のご挨拶を申し上げ大変失礼いたしました
◯◯様のご逝去を謹んでお悔やみ申し上げます
ご家族の皆様におかれましてはお身体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます
平成◯年一月
寒中お見舞い申し上げます
◯◯様ご逝去のこと存じ上げなかったとはいえ年始状を差し上げてしまい大変失礼いたしました
遅ればせながら心からお悔やみ申し上げます
日ごとに寒さが募る時期ですので皆様どうかご自愛ください
平成◯年一月

文面で気をつけること

お悔やみの手紙や寒中見舞いの文面を作成するときは、使う言葉に十分注意しましょう。

ご紹介した文例中の「◯◯様」の部分には、受取人からみた故人を敬称で書くようにしてください。たとえば、故人が受取人の夫である場合は「ご主人様」と書きます。妻の場合は「ご令室様」、父親の場合は「ご尊父様」または「お父様」、母親の場合は「ご母堂様」または「お母様」です。

また、「忌み言葉」にも気をつけてください。忌み言葉には、消える、落ちる、大変なことになる、浮かばれない、重ね重ね、いよいよ、ますます、またまた、再び、続いて、繰り返し、生きているとき、死亡などがあります。うっかり使ってしまわないよう気をつけましょう。生きているときは「生前」「お元気な頃」、死亡は「逝去」「亡くなる」などと別の言葉で伝えてください。