喪中の正月の過ごし方

喪中の正月の過ごし方を解説します。喪中に正月を迎える方向けです。一般的な喪中の正月の過ごし方を知っていれば、非常識な行動をとって恥をかくようなことがありません。

喪中ハガキを出す

喪中は年賀状を出すことができません。そのため、毎年年賀状のやりとりをしている相手に喪中ハガキを送る必要があります。12月中旬を過ぎるとすでに年賀状が投函されている可能性がありますから、12月初旬には届くように送りましょう。ただし、こちらが喪中と知っている親族へは送らなくてもOKです。

喪中ハガキについては、以下の記事が参考になります。

喪中ハガキの文例-母親が亡くなった場合-
喪中ハガキの文例-父親が亡くなった場合-
喪中ハガキの文例-夫が亡くなった場合-

正月飾りをしない

正月飾りは、歳神様を迎え入れ新年をお祝いするためのもの。喪中はお祝いごとを自粛する慣習があるので、門松・しめ飾り・鏡餅などの正月飾りは控えるようにしましょう。

喪中に正月飾りはできませんが、神棚のしめ縄やお札の交換は可能です。忌中(四十九日まで)であれば神棚には一切手を入れないほうが良いですが、忌明け後であれば問題ありません。気持ちよく新年を迎えるためにも、新しいものに取り替えましょう。

おせち料理を食べない

おせち料理は祝い膳なので、できれば喪中は避けるようにしてください。鯛には「めでたい」という意味が込められていますし、重箱には「めでたさを重ねる」という意味が込められています。なお、お雑煮、お屠蘇などもおせち料理に含まれます。

ただ、家庭内のことですのでそこまで神経質にならなくても良いかと思います。大事なのは故人を偲ぶ気持ちなので、食べるか食べないかは家族の意向に沿って決めましょう。

初詣に行く場合は寺院へ

寺院と神社では「死」に対する考え方が異なります。神社は死を「けがれ」とするため、けがれている間(忌中)は鳥居をくぐることができません。一方で寺院は死をけがれとしないので、喪中であっても初詣が可能となっています。もちろん行かなくても良いですが、どうしても初詣に行きたい場合は寺院を選びましょう。

けがれている間を「忌中」と呼ぶのであれば、忌明けであれば喪中であっても神社へ初詣に行って良いような気がします。しかし、いつまでを忌中とするかはその神社によるので、「喪中だけど忌明けしてるし行っても良いよね」と安易に神社へ初詣へ行くのはやめておいたほうが賢明です。