火葬後の骨上げの手順とマナー

火葬後の骨上げの手順とマナーを解説します。初めて骨上げをする方向けです。手順とマナーを知ることで、落ち着いて骨上げをすることができます。

骨上げとは

骨上げとは、火葬後に遺骨を骨壺に納める儀式のことをいいます。火葬後に遺族や親族、故人と生前特に親しかった友人などが遺骨の周りに集まり、箸で拾って骨壷に納める儀式が骨上げです。

一般的に遺骨を納める骨壷は一つですが、なんらかの事情がある場合は複数の骨壷に分けて遺骨を納めることも可能です。これを「分骨」といいます。分骨したい場合は、事前に葬儀担当者へその旨を伝えておきましょう。

骨上げの手順

骨上げの手順は、次のとおりです。

  1. 係員から火葬終了の連絡を受けたら、拾骨室へ移動
  2. 収骨台の周りを全員で囲む
  3. 二人一組となり、足から体の上部に向かって順に収骨
  4. 最後に喉仏のお骨を収骨

火葬が終わるまで1時間ほどかかるので、その間、火葬場への同行者は控室で待機することになります。係員から火葬終了の連絡を受けたら、全員で収骨室へ移動しましょう。お骨となった遺体が収骨台に上げられていますので、その周りをぐるりと囲み、生前故人と縁の深かった順に二人一組で足の骨から先に箸で収骨していきます。最後に喉仏のお骨を収骨して終わりです。

骨上げのマナー

骨上げのときは「お骨は拾ってすぐに骨壷に入れてはいけない」とされています。お骨を拾ったらすぐに骨壷には入れず、必ず次の人に渡すようにしましょう。なぜこのようにして行われるのか確かなことはわかっていませんが、一説によると「三途の川への橋渡しをする」という意味が込められているのではないか、といわれています。

その他の細かい作法は宗派や地域によって異なります。事前知識に従って行うより、係員の指示に従って行ったほうが失敗がないでしょう。